キミのもの
そんな彼に、不運にも8年ぶりくらいに再会してしまったのは、半年前のこと。


イケメン過ぎて、最初わかんなかったけど。


名前を聞いた途端、その綺麗な顔に昔の面影を見つけて、発狂しそうになった。


二度と関わりたくないのに。


なぜか今度は、いじめっ子ではなくストーカーとして、私の人生に執拗に関わってこようとする。


一度本気で撃退を試みるも、失敗。


その後も、結構はっきりと拒絶の意思表示をし続けたものの、蒼真くんには全く通用しないようで。


不屈の精神と溢れんばかりの愛情で、今日も元気に私をストーキングしています。
< 3 / 18 >

この作品をシェア

pagetop