記憶をなくしたキミ


それからというもの、私を見るそうちゃんの目は赤の他人を見ている時と同じだった



悲しくて辛くて悔しくて、、



毎日泣いてたけど、

無理に思い出させようとするのは良くないという医者の判断で、、、




私は赤の他人になったんだ。




怪我が治った後もリハビリが必要だったが、私はあの日以来お見舞いには行かなかった。






私が辛い時悲しい時、泣いてる時




「ハルには俺がついてる」




そう言って手を握ってくれた




いつも私を助けてくれた




そうちゃんは私にとってヒーローなんだ。





だから、この悲しみもそうちゃんしか助けてくれる人はいないんだ




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