記憶をなくしたキミ



「同じ団地みたいだし、送ってくよ」


帰り道、家の近くまで帰ったとこで

ふとそうちゃんがそんな事を言った


「近いんだし気にしなくていいよ!?」


「俺が送りたいだけだから」



優しく微笑むそうちゃんを
断ることは出来ず、、

私は静かに頷いた



< 26 / 46 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop