記憶をなくしたキミ

「春乃また眺めてたでしょー?」


この席になってから、昼休みにはそう聞かれるのが日課になりつつある。


「だって好きなんだもん!見ちゃうの!」


過去のことを全て知ってる真紀にしか言えないこの気持ち

私が見つめる先には、学校内でイケメンと噂の吉川蒼太くん。


一応私の幼なじみ、、というか彼氏、、というか、、、


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