一途な敏腕弁護士と甘々な偽装婚約
☆出ていきます
『ずっと前から、君に惹かれていた』
『え?』
彼には幼い頃から決められた婚約者がいる。
それに私には手の届かない身分のお方。だからこそ、必死に諦めていたのに。
目の前にいる彼は、そっと私の前に片膝をついて私の手を取る。
『婚約は親が勝手に決めたことだ。俺は君が好きだ。俺と、結婚して欲しい』
私は彼のアイスブルーの瞳を真っ直ぐに見つめた。
彼の嘘偽りのない言葉。
私の答えはもちろん。
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A.「喜んでお受けいたします!」
B.「嬉しいです……でも」