一途な敏腕弁護士と甘々な偽装婚約
翌朝。夏本番といった調子で、早朝から太陽が燦々と降り注ぐ室内。
カーテンを閉めていても少し眩しくて、私は目を覚ました。もう少し微睡んでいようかな、と寝返りを打って、ギョッとする。
目の前に、とても美しい寝顔が!!
そうして私は昨日の買い物のことを思い出した。
* * *
海が見えるこの通りは、お洒落な雑貨屋さんが立ち並んでいて、とても心踊る。
調理器具や食器、少し家電も見た。
「ご飯は無理して作らなくても良いよ。でも、余裕がある時だけでいいから、作ってくれたら嬉しい」
手料理にワクワクした様子の晴正さんが、ワクワクを抑えきれずに炊飯器を即決した後言った。そんなお顔じゃ説得力がないですよ。
「はい。お口に合うか分かりませんが精一杯作りますね」
そう言うと、「いや、美月も働いてるわけだから……」なんてボソボソ言いながら、嬉しそうなお顔。可愛い。
カーテンを閉めていても少し眩しくて、私は目を覚ました。もう少し微睡んでいようかな、と寝返りを打って、ギョッとする。
目の前に、とても美しい寝顔が!!
そうして私は昨日の買い物のことを思い出した。
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海が見えるこの通りは、お洒落な雑貨屋さんが立ち並んでいて、とても心踊る。
調理器具や食器、少し家電も見た。
「ご飯は無理して作らなくても良いよ。でも、余裕がある時だけでいいから、作ってくれたら嬉しい」
手料理にワクワクした様子の晴正さんが、ワクワクを抑えきれずに炊飯器を即決した後言った。そんなお顔じゃ説得力がないですよ。
「はい。お口に合うか分かりませんが精一杯作りますね」
そう言うと、「いや、美月も働いてるわけだから……」なんてボソボソ言いながら、嬉しそうなお顔。可愛い。