海賊船 ~天下は誰の手に~
第1章 天下を求めて
ここは裏ノ本。本日も海賊同士の戦いが始まる…
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最上軍 vs 伊達軍
「撃てー!撃てー!!」
最上義光(モガミ ヨシアキ)の透き通った声が響く。大砲が放たれる。
「くっ!やるな!最上義光!」
「だが!お前ら!伊達軍の船!見せてやれ!」
「はっ!」
兵の声とともに海がせりあがる。そうして海から出てきたのは、大きな要塞……ではなく、伊達軍の船だった。
技術が進んでいる伊達軍では、船の下に潜水艦を作るということが可能だったのだ。
「潜水軍!撃てー!」
伊達政宗(ダテ マサムネ)の低い声が響く。
潜水艦から大砲が放たれる。その大砲は最上軍の船を突き破った。
「義光様!船が浸水しております!」
「なに?!………貴様ぁぁぁ!!!」
最上軍は海の底へと沈んだのだった……
「よっしゃ!これでまた天下に近づいたな!小十郎!」
そういって政宗は家臣の片倉小十郎(カタクラ コジュウロウ)に満面の笑みを向ける。
「そうですな、政宗様。……あの頃の政宗様とは思えませぬな。」
小十郎も政宗に不敵な笑みを向けながらそういった。小十郎は政宗の右腕とも言える存在だろう。政宗が小さい頃から一緒にいる。
「………もう、あの頃のオレには戻れねぇからな。」
そう言って政宗は右目の眼帯をそっと取り、海を見渡す。……あの頃の誓を思い出しながら
現在天下統一に最も近いと言われている軍は3つ。
1つは技術の進歩でユーモア溢れた策で勝利を重ねてきた伊達軍。
2つは圧倒的人数、戦力をあわせもつ織田軍。
3つは正々堂々とした戦い方で勝利を収め続けている武田軍。
この3軍はそれぞれ勝利を収め続けて、少しづつ、天下に近づいている。
そんななか、その様子をどこかから見ている人物がいた。
「ふふ。さぁ、真実を知るのは誰なのでしょうね……ふふふふふっ!」
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最上軍 vs 伊達軍
「撃てー!撃てー!!」
最上義光(モガミ ヨシアキ)の透き通った声が響く。大砲が放たれる。
「くっ!やるな!最上義光!」
「だが!お前ら!伊達軍の船!見せてやれ!」
「はっ!」
兵の声とともに海がせりあがる。そうして海から出てきたのは、大きな要塞……ではなく、伊達軍の船だった。
技術が進んでいる伊達軍では、船の下に潜水艦を作るということが可能だったのだ。
「潜水軍!撃てー!」
伊達政宗(ダテ マサムネ)の低い声が響く。
潜水艦から大砲が放たれる。その大砲は最上軍の船を突き破った。
「義光様!船が浸水しております!」
「なに?!………貴様ぁぁぁ!!!」
最上軍は海の底へと沈んだのだった……
「よっしゃ!これでまた天下に近づいたな!小十郎!」
そういって政宗は家臣の片倉小十郎(カタクラ コジュウロウ)に満面の笑みを向ける。
「そうですな、政宗様。……あの頃の政宗様とは思えませぬな。」
小十郎も政宗に不敵な笑みを向けながらそういった。小十郎は政宗の右腕とも言える存在だろう。政宗が小さい頃から一緒にいる。
「………もう、あの頃のオレには戻れねぇからな。」
そう言って政宗は右目の眼帯をそっと取り、海を見渡す。……あの頃の誓を思い出しながら
現在天下統一に最も近いと言われている軍は3つ。
1つは技術の進歩でユーモア溢れた策で勝利を重ねてきた伊達軍。
2つは圧倒的人数、戦力をあわせもつ織田軍。
3つは正々堂々とした戦い方で勝利を収め続けている武田軍。
この3軍はそれぞれ勝利を収め続けて、少しづつ、天下に近づいている。
そんななか、その様子をどこかから見ている人物がいた。
「ふふ。さぁ、真実を知るのは誰なのでしょうね……ふふふふふっ!」
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