いろめがね

　そして、昼休みになり私は屋上にでも行こうとしたとき、クラスの女の子が
「星月さん！一緒にお弁当食べない？
　それよりわたしは千夏。ちかって呼んでね!みかげって私も呼ぶね！！」
　
　そう話しかけられた私だったが
「ごめん。私誰とも仲良くするつもりないし、無理に話しかけないでいいよ。　
　転校生で物珍しいだけだろうし。大丈夫、すぐにこのクラスからもいなくなるから。」

そう告げて、唖然としていた千夏という人を無視して私はお弁当を持って屋上へと
向かった。

でも実際、小説やドラマのように屋上は開放されていなかったので
仕方なく裏庭には人がいなかったのでそこで食べることにした。

この時、裏庭にはいかず屋上の前の階段でご飯を食べていたら？
千夏の誘いに乗って一緒に教室でご飯を食べていたら？
、、、なんて今では考えてしまうんだ。