2度目の忘れられない恋




空side
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「美味しい?」


「はいっ、ふっごくおいひいへふ」


ハンバーガーを頬張ってるみおさん
見ているだけでとっても微笑ましい光景


「空さんも美味しいですか?」


俺が食べているのはオムライス

「美味しいよ!食べてみ?」
スプーンを差し出すと、少しはにかんで俺のスプーンに口を付けた


「どう?」


「ん〜…これも美味しいです!」


…あぁもう可愛いなぁ!!!

この子とずっと一緒に居られるならどれだけ毎日が楽しいんだろって何度も思う



「本当可愛いよね」


「!?…ゲッホゲッホッ…」


不意に出てしまった言葉でみおさんをむせさせてしまった、笑


「だ、大丈夫?」


「もう…いつも可愛いって言ってくれますけど、私それほど可愛く無いですよ…

…でも、ありがとうございます!」


可愛いって言ってもらえると、もっと頑張ろうって思えるんだって。

そう言う前向きなところも、謙遜しすぎない所も本当に好きだ




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