2度目の忘れられない恋
という訳で…
「森さん、お風呂ありがとうございました!服まで…すいません」
車に乗せてもらい、森聖奈さんのお家へお邪魔させてもらった
服なんかも貸してもらってしまった。
「いいのよいいのよ!
みっ君がお風呂の間にちょっと聞きたいこととかもあるしっ」
聞きたい事?
「何でしょう…」
「2人は付き合ってるの?」
ブッ、!
出してもらった紅茶を吹き出しそうになった
「あれ、その反応は図星ってことかな笑」
「ちち違います…!
付き合ってないですよ!!」
「本当に?」
「本当です!第1、空さんが私みたいな子供を相手にしませんよ!」
そう、そういう事。空さん優しいから私といてくれるだけだよ
「空さんって下の名前で呼んでるからてっきり付き合ってるのかと思ったのに。笑
でもびっくりしたわ〜!みおさんといたこともだけど、あんなに優しい顔してるみっ君初めてみたの。
いつもあんな感じ?」
「…そうですね。だから、さっき森さんと話してるのをみてすごい新鮮だったんです!
さっきはとっても落ち着いた感じというか、静かでしたね」
いつもより落ち着いている…いやいつも落ち着いてるんだけど、大人な感じがしたなぁ
「そっか〜、あなたの前では素でいられるのね!
あ、あと、聖奈でいいから。森さんなんてやめて?笑」
「は、はい…!聖奈さんで、」
「よし!みっ君に変なことされたら言ってね!ボコっておくから」
こんな可愛い子泣かせたりしたら許さないんだからって言ってキッチンへコップを持っていった
聖奈さんって、おもしろい人なんだ。笑