2度目の忘れられない恋




「…みおちゃんは本当にいい子だね。
ありがとう…」


やっと顔をあげてくれた。良かったぁ…


「そりゃあこれだけいい子だから、空君も惚れるよね~」


ブブッ!!


「…なんで空さん知ってるんですか」


飲んでいたお茶を吹きこぼしかけた…
というか、惚れるって何!?


「いや~君が見つからない間、何度も署まで来てね
まだ見つかりませんか、何か情報ありましたかとか、

よっぽど君のことが心配だったんだよ」


えっ、空さんそんなに心配してくれてたの…?

ちょっと…不謹慎かもしれないけど、嬉しいな。笑


「だから、その彼氏のためにも早く体調整えて転院しないとね」


ゲッホゲホ…

この人のせいで何回むせないといけないの…


「あの、彼氏じゃないんです…」


「え、違うの!?てっきり付き合ってるのかと…」


「いやいやそんな!私が勝手に片思いしてるだけなのかと、?」


片思いにせよ、両想い?にせよ、私の中では疑問というか…うん疑問が残る

だって、!だって、思わせぶりにその…キスなんかするから…

どういう気持ちなのか全くわからない。うん。





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