2度目の忘れられない恋
それから何日立っただろうか
早くみおさんに会いたい気持ちが強いせいか、1日1日がとても長い…
電話が鳴るたびに額田さんじゃないかって慌てて出るけど
全部仕事の電話
まぁそうだよな。体が十分な状態になるまでだ
そんなすぐには、なぁ。
いろんな考えを張り巡らせながら、
たくさんのクリアファイルにサインする
こう言っちゃ悪いかもしれないけど、
サイン書いていても頭の中はファンの方じゃなくてみおさんのことばかり
どんだけ彼女のこと好きなんだよって思うのと同時に
これからどうするかを必死に考えていた
ピリリリリッピリリリリッ
…なに、電話かよ、
「…はい、三影です」
『あ、おはようございます。額田です』
「額田、さん…!?お、おはようございます!」
良く見ないままででしまったから気付かなかった
「あの…、電話をいただいたってことは…?」
『あぁ、そうだよ空君!』
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空side終