2度目の忘れられない恋
空side
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「空さん、今日は時間あるの?」
先生にグッと顔を覗き込まれた
「…時間は、あります…が?」
明日は昼からの仕事だし、特に急ぐこともない
「じゃあ、もう少しみおちゃんといてあげて?
面会の制限しないから」
…え、
「いいんですか?」
それは、すげえ嬉しい。
でもそんな事できるのか、?
「茜さん、それ大丈夫なんですか…?」
「いいんじゃない?笑
でも、ここ少し片付けるらしいから
一階のカフェ行っておいで。今夕焼け綺麗だし。
空くんちょっと手伝って!」
2人でみおさんを起こし、車椅子へ乗せた
「…ありがとうございます」
「いいっていいって、行こっか!」
みおさんの体は想像以上に、とっても軽かった