2度目の忘れられない恋
今度会った時には必ず伝えようと思って、ずっと考えていた
好きだって、気づいてから一度も会えていなかった
空さんが私みたいな子供を友達みたいにしか思っていないのはわかってるし、
断られるのも覚悟している。
今日こそは、今日こそは……
「好きです。」
「…何がですか?」
隣にいるのに、何が好きなのかが聞き取れていなかった、ちゃんと聞かないとっ
「みおさんのことが好きって、好きです」
えっと…、私のことが好き…って
「…冗談ですよね?笑
空さんが私のこと好きだなんて……」
そこまで言ったとき、唇に温かさを感じた
「え…、空さん…?」
「ここまでしたのに、伝わらない?
好きって言う前にキスした俺も悪いけど…本当に好きなんだよ」
それは、つまり…えっと…
「…本当に、本当に言ってます?いや、空さん信じてないわけじゃないんですけど、
その、信じられないというか…」
「本気だよ。そろそろ信じて?」