2度目の忘れられない恋
「俺ね、森ちゃんに怒られたんだ。言葉より先に行動してみおさん困らせんなって…
ほんとその通りだよね。俺の方が何個も年上なのにカッコ悪い…」
カッコ悪い…?空さんが?
「みおさん。大人気なくてカッコ悪いこんな俺でも…好きでいてくれる?」
「カッコ悪くなんかないです。
もし空さんが自分のことそう思っているなら…私はそんなところも全部含めて好きです」
そうだよ。空さんの事をカッコ悪いなんて思ったことなんかないもん
「…はぁ。
君はどこまで俺を惚れさせる気なの…笑
咲田実桜さん」
「はい」
「俺と、俺と付き合…」
「待ってください」
私は多分告白してくれようとした言葉を遮ってしまった
空さん、なんで止めるの?って顔しちゃってるし…
「今止めちゃうの?笑」
「違うんです、、
その…もしこの事がニュースにでもなったら、
私が未成年なので、空さんがいい風に見られなくなるんじゃないかなって…」
私はどんな風に見られようがなんともない
ただ、私のせいで空さんに迷惑かけるわけには…