2度目の忘れられない恋
「みおさん太らなきゃいけないんでしょ?だからこれ持ってきたの」
差し出されたのは大きな紙袋
「え、えぇこれなんですか!?」
紙袋の中には沢山の焼き菓子やレトルト、お味噌汁などが入っていた
「入院中も退院した後も、料理するのは大変だろうから
そんな時でも食べられるようにね」
「…本当にありがとうございます。」
「ううん。
それに、早く元気になったらデートもしたいしね」
「そうですねっ、デート……
…デート?!」
あまりにも普通の話の流れで言うから、普通に返事してしまった
「いやだった、?」
「いえ全く…!ただ、デートって響きにびっくりして、
私も行きたいです。」