2度目の忘れられない恋
ん…眩しい、
…そうだ、今日土曜日!
それに、仕事も何にもないからゆっくりできる。
そう思ってもう一度眠りにつこうと思うけど、
…なんか重い。
ぐるっと反対を向くと…ほらやっぱり。
「…来太くん何で朝からいるの?しかも今日休みだよ?
あとそのすぐ抱きつく癖、どうにかならない?」
私の体には、来太くんの手足が巻き付けられている
昔っからこんな感じだったから、もう慣れたけどね。
「おいおい、そんなこと言われたら俺泣くよ?
みおが可愛い寝顔してたから抱きついただけじゃん」
そしてまぁまぁなシスコン。
血は繋がってないけど、過保護兄さん。
「で、こんな朝早くからどうしたの?」
「そうそう。みおテスト終わったじゃん?
だからどっか出かけないかなーって思って誘いに来たんだよ」
「え、連れて行ってくれるの?」
「おう!どこ行きたい?」
「…じゃあ買い物行きたい!ちょっと遠いところ。」
「ん、了解」
買い物か〜、めちゃくちゃ久しぶり!
半年くらいは行ってないな。