2度目の忘れられない恋



髪の毛を乾かし終えてもまだ起きた様子はなくて。

このままいくと夜ねれなくなっちゃうね、?


「空さーん、ここで寝たら体痛くなりますよ?」


「…んー、みお…?」

寝ぼけていても、もうすっかり呼び捨てに慣れている様子。笑

私の方が呼ばれなれてないからドキッとしちゃう


「ちゃんとベットで寝ないと体バキバキになりますから。

部屋戻りましょ??」


手を伸ばされたので引っ張って起こそうとするが、一向に部屋に戻る気はなさそう、


「…どうかしました?」


「起こして欲しいんじゃなくて、こっち来てってこと」


「え?…うわっ!」


グイッと腕を引っ張られ、空さんの胸の中に閉じ込められた


「おかえり」

首元にすり寄ってきて、再び寝ようとする空さん


「…ただいまです。あの、寝るならベットに行きましょう?」


< 184 / 191 >

この作品をシェア

pagetop