2度目の忘れられない恋
髪の毛を乾かし終えてもまだ起きた様子はなくて。
このままいくと夜ねれなくなっちゃうね、?
「空さーん、ここで寝たら体痛くなりますよ?」
「…んー、みお…?」
寝ぼけていても、もうすっかり呼び捨てに慣れている様子。笑
私の方が呼ばれなれてないからドキッとしちゃう
「ちゃんとベットで寝ないと体バキバキになりますから。
部屋戻りましょ??」
手を伸ばされたので引っ張って起こそうとするが、一向に部屋に戻る気はなさそう、
「…どうかしました?」
「起こして欲しいんじゃなくて、こっち来てってこと」
「え?…うわっ!」
グイッと腕を引っ張られ、空さんの胸の中に閉じ込められた
「おかえり」
首元にすり寄ってきて、再び寝ようとする空さん
「…ただいまです。あの、寝るならベットに行きましょう?」