2度目の忘れられない恋



「っふふ、可愛いね。」

そう言って私の頭をよしよしと撫でる
だから近い!

「あ、耳赤くなった。」

「言わなくていいですから!」

急いで耳を隠す
言われると余計に恥ずかしい…

「ははっ、ごめんごめん。
みおさん見てると意地悪したくなっちゃって

ほらほら、真っ赤になってないで練習しよ?」

真っ赤にさせてるのはどこの誰ですか。

「2つ間違えたら罰ゲームね」

「え、」

なんか嫌な予感するけど…

「あ、1つ目〜」

「…もう間違えないですから」

速いとテンパってしまうから、

「あ〜残念。2つ目間違えたね、罰ゲーム」

呆気なく罰ゲームルートへ。

「…何でしょうか。」

変な噂を週刊誌にリークするとか辞めてよ、

「ん〜じゃあね、ほっぺたつねらせて貰うわ。」

「めっちゃ地味…!」

「あ、もっときつめの方が良かった?」

「…どうぞつねって下さい。」

つねると言うか、ただ単にプニプニされたらだけ、
特に罰ゲームでもなんでもないんですけど…

「本当顔ちっちゃいね」

両手で顔を挟んで、グッと顔を近づける三影さん

「あ、また耳赤くなった」

「だから言わなくて良い…!」

「そんな可愛い顔で睨んでも怖くないよ〜?」

今日可愛い可愛い言い過ぎじゃない?
ドキドキさせられっぱなしだよ…。 


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