2度目の忘れられない恋


「ん…、あ、」

「おっ、起きた?
まだ寝てていいよ?俺もうちょっとここにいるし」

「それは、申し訳ないです…」

「だから、全然いいんだって。
それに俺がみおさんと居たいだけだから」

実を言うと、明日はソロツアーの打ち合わせ。

まぁ行きたくないわけだよ。
だから少しでも一緒に居はことができれば、気分も晴れるはず。

「あ、みおさんが迷惑だったら帰るよ?」

「そんな…!
まだいて頂けると、嬉しいです…」

「ん、喜んで。」

本当、なんでこんな可愛い子というかなぁ。

何度か、無性にこの子を抱きしめたい衝動に駆られている。

「…どうかしました?」

「え…?あぁ、何でもないよ」

ダメだ、意識してないと自然と見つめてしまう。

「明日学校だよね?絶対行ったらダメだよ」

また体調悪くなったりしたら俺の心臓がもたない

「…はい、朝から病院行きます」

病院?それなら…

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