2度目の忘れられない恋


戻ってきた茜さんが持ってきたのは薄い水色の封筒

「はい、これを読んで。」

「これ、秀の字、?」

”みおへ”
懐かしい、秀の字だった

「秀君がなくなる2日前に俺に渡してきたんだ
この手紙を読んで、みおに渡すべきだと思った時に渡してほしいって。
それが今だね」

封筒に入っていたのは1枚の手紙とペンダント。

”みおへ”

これを見ているってことは、何か悩んでいる時なのかな?笑
何悩んでいるのかはこれ書いてる今でも何となくわかるよ

みお、俺を忘れろとは言いたくない。言わない。
でもさ、俺はみおが楽しい人生であってほしいよ。俺だって天国で結婚するかもしれないし。笑

素直になりなよ。俺はいつでもみおの味方だから。
ペンダント、大切にしてくれたら嬉しいよ。それだけで十分。

幸せになってね

秀より


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