2度目の忘れられない恋



ようやく分かった
秀は、私が幸せになることだけを考えてくれていた。

「秀君の気持ち、分かった?」

「…はい。」

こんなにも私のことを考えてくれていたのに、
その思いを無駄にしちゃってた。

「私秀を踏み台にして、いいんですよね。」

「もちろん!彼もきっとそれを望んでいる
君ならきっと乗り越えられるよ」

今まで、ただ前をむくのが怖かっただけ、秀を忘れるのが怖かっただけ
何も戦っていないのに怖がるなんて、弱い。

なんか、今日一日で強くなれた気がする


秀、ありがとう。

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