5年前のセーラー服
中学生の自分
もう、何もかも久しぶりすぎて感動がこみ上げる。
学校の門の前に来ると、さらに何かがかこみ上げてきた。
ゆっくりと私は貴裕ともんをくぐった。
「りっちゃんんんん!!!」
りっちゃんこと、矢野目梨沙(やのめりさ)は私の親友だ。
「もぉ、いきなり抱きついてきて〜」
そんなふうにりっちゃんは照れ笑いをした。
ねぇ、貴裕もりっちゃんも知らないね。
私が20歳だってこと。当たり前だけど、隠し事をするのは後ろめたい。
でも、これは誰にも相談なんかしてはいけない。
そんなの分かってる。
大丈夫だ。
大丈夫だから私!
一人でなにか行動を起こすくらい、子供でもあるまいし私にだってできる。
実際私は大学生だ。
まぁ、大学にだって青春のせの字もない。
って今私中学生じゃん!セーラー服も着た、れっきとした中学生。
学校の門の前に来ると、さらに何かがかこみ上げてきた。
ゆっくりと私は貴裕ともんをくぐった。
「りっちゃんんんん!!!」
りっちゃんこと、矢野目梨沙(やのめりさ)は私の親友だ。
「もぉ、いきなり抱きついてきて〜」
そんなふうにりっちゃんは照れ笑いをした。
ねぇ、貴裕もりっちゃんも知らないね。
私が20歳だってこと。当たり前だけど、隠し事をするのは後ろめたい。
でも、これは誰にも相談なんかしてはいけない。
そんなの分かってる。
大丈夫だ。
大丈夫だから私!
一人でなにか行動を起こすくらい、子供でもあるまいし私にだってできる。
実際私は大学生だ。
まぁ、大学にだって青春のせの字もない。
って今私中学生じゃん!セーラー服も着た、れっきとした中学生。