好きだけじゃどうにもならない私と彼の恋事情


「キス、してもいい?」




一瞬、何が起きたのかわからなかった。

気づいたら店長の顔が近くにあって
お酒と、シトラスの香水の匂い。

そして唇に柔らかい感覚。

一旦離れたそれは「もっと」と言う声と共にまた重なりあう。


その後の事は、あまり覚えていない。


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