「Last note」〜特性を持つ者へ〜４

「だから、5人の戦士メンバーの皆の運命数を出したら、何か分かるんぢゃないかな！？」

ゆめちゃんは知っている廣瀬の誕生日の数式を解いていく。

「渉くんは9の運命数！
これでね、相性占いとかも出来るんだよー！
櫂くんと青山くんの運命数も出してみるね！」

「なるほど。俺は元のピタゴラスの思想の方に捕らわれすぎていたのか。まさかカバラ数秘術の運命数なんて単純な方に答えがあるとは…俺の頭脳が良すぎるのが仇となったか…。」

「ちょっと櫂！知識ひけらかすのやめなさい。」

さつきさんがとめに入った。
ゆめちゃんは相変わらず計算をしている。

だが、そろそろ俺は潜入捜査に入る為、
「EDEN」に矢崎さんと向かわなければならない。