「Last note」〜特性を持つ者へ〜4
「君はこっちだ。」

黒服代表の「黒田」さんに腕を引っ張られた俺は、隣の部屋に連れ込まれた。

がたいはいい人だが、横にも太い。
モチモチした手の感触が何とも気色悪い…。

「"斗真"…でどうだ?」

「え??」

「君の源氏名。黒服にもウチは付けてる。
芸能人みたいな名前で格好いいだろう?」

そう言って黒田さんは、
気色悪い笑顔で俺の尻をそっと、撫でてきた。

「………っっ!?ちょっと!」

嗚呼……だから嫌なんだ。

こうゆう場所は……。

「分かってるよ、小さいケツしてんな!」

もう鳥肌が一生、治らないって思う位
俺はドン引きした……。
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