「Last note」〜特性を持つ者へ〜4
「レナさん楽しそうだった。
俺といる時よりも。俺のが身長勝ってたけど!」

「ショックだったんだね、ほら玄米茶お飲み。」

矢崎さんがお茶を勧めてくれ、また一口飲む。

「だが俺はレナさんの最後の言葉が気になるな。」

第三者である難波さんが、顎髭に触れながら
冷静に軽い推理をしだす。

"それでも警察!?バカぢゃないの?!
私達の様子を見たのならもっと観察するべきだったわね!!"

「あの言葉はちゃんと観察すれば、
浮気ぢゃない証拠があるって事だろう?」

確かにレナさんはそう言ってた。
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