私。
めんどくさい。
「オマエ、なんか無理。っつーかよく告れたな。その顔でエライ!」
なにそれ。エライ?その顔で?私がブスって言いたいの?
んまぁ、否定はしない。
153㎝ 58㎏。 みにくいこのカラダ。 ブラとパンツ。涼しいカッコで鏡をのぞく。
『ハァ・・・。』
相変わらず変わってない自分のカラダにため息。
むしろ、太った?
太もも、ヤバ!
ヤセなきゃフラれる。
そんなこと分かってる。
なんで、
なんで、
じゃぁなんで好きな人ができんの?
ただ、
ただ告ったらフラれるの分かってるクセに。
『グスッ』
『ハァー』
なんか泣けてくる。
でも、
『ハハッ・・・。』
それとおんなじくらい笑えてくる。
この、◆笑い◆はどっから来てんだろ? 心あたりが全く無い。 デブだから? ブスだから? ブスのことを好きな人なんて、居ない。
少女マンガは私をいじめる。
だから、そーゆーのに興味なんてナィ。
『私。変わろ!』
・・・。
めんどくさいし、ムリにきまってる。
『変わる』なんて、ただ疲れるだけ・・・。
「オマエはそのままでぃぃ。」
って、言って。
ウソでもいいから。
誰か私の心にあいた穴をふさいで。
ムリなら、私の心取ってもぃぃよ。