オレ様御曹司 と 極上KISS
「もう、そんな男別れちまえよ。
俺がずっと面倒見てやるから・・・。」


蒼大が言った言葉はわたしには届いてはいなかった。


「俺はずっとそばにいてやるからさ・・・。」


蒼大がわたしをベッドに寝かせて、そっと布団をかけてくれたに違いないのだけれど、そのときには、わたしはまったく記憶をなくしてしまっていた。
< 113 / 171 >

この作品をシェア

pagetop