オレ様御曹司 と 極上KISS
5.決意
~一条なおside~
翔がなんとかするからと言ってから1か月が過ぎた。
見合いの日に翔のマンションで翔を見送ってから、翔のマンションに行ってはいない。
毎日仕事はいつもどおりこなしている・・・。
そして時々、仕事中にわたしを置いてどこかに出かける。
仕事終わりにするキスはライトなものになってしまった・・・。
それはさみしいけど・・・きっと翔は何か考えがあってのことだと思う・・・。
絶対なんとかするといった翔を信じよう・・・。
そう思ってずっと我慢してきた。
けれど・・・それも、もうそろそろ限界・・・。
今日も翔は昼前に
「ちょっと出てくる。」
と言って出かけて行った。
また・・・。
そしてわたしは待ちぼうけ・・・。
仕方なく名刺や資料の整理をする。
そして翔は昼前に戻ってきた。
「あ、昼からの、アポどこだったっけ?」
「トライディ電子の田口様です。」
「あ、了解。行くぞ。」
車の中でも無言・・・。
あまりにもひどすぎない?
この、扱い・・・。
そもそもこれって翔とわたしの問題なはずなのに、わたしは当事者として扱われてない気がする・・・。
もう無理だと思った。
翔がなんとかするからと言ってから1か月が過ぎた。
見合いの日に翔のマンションで翔を見送ってから、翔のマンションに行ってはいない。
毎日仕事はいつもどおりこなしている・・・。
そして時々、仕事中にわたしを置いてどこかに出かける。
仕事終わりにするキスはライトなものになってしまった・・・。
それはさみしいけど・・・きっと翔は何か考えがあってのことだと思う・・・。
絶対なんとかするといった翔を信じよう・・・。
そう思ってずっと我慢してきた。
けれど・・・それも、もうそろそろ限界・・・。
今日も翔は昼前に
「ちょっと出てくる。」
と言って出かけて行った。
また・・・。
そしてわたしは待ちぼうけ・・・。
仕方なく名刺や資料の整理をする。
そして翔は昼前に戻ってきた。
「あ、昼からの、アポどこだったっけ?」
「トライディ電子の田口様です。」
「あ、了解。行くぞ。」
車の中でも無言・・・。
あまりにもひどすぎない?
この、扱い・・・。
そもそもこれって翔とわたしの問題なはずなのに、わたしは当事者として扱われてない気がする・・・。
もう無理だと思った。