音楽と私
「神崎さん、大丈夫ですかぁ。」

保健室には、音楽の先生の薫子先生が傍にいてくれました。とても嬉しいと思えます。

私「は、はい。」

頭が痛いです。あと、少し吐き気も…します。

「保健の先生が言うにはぁ、寝不足と過労だといっていましたよぉ。」

寝不足と過労………このままずっと寝ていたかったなぁ。

「ね、寝不足……ですか。すみません。お手数お掛けしました。」

「いいのよぉ。」

と、笑顔で薫子先生は答えてくれます。

「あの、家にだけは連絡しないで下さい。お願いします」

「あら、ごめんなさいねぇ。もう、連絡してしまったのぉ。」

エッ!?うそ………もう、ヤダァー!!

「う、うそ……でしょ?」

「本当ですぅ。」

はやく、帰らないと……はやく、はやく………

「もう、、、大丈夫なんで帰ります。すみません」

私は、ふらつく体で壁に手を当て歩きます。
しんどいです。

「神崎さぁ〜ん……いってしまいましたわぁ。」
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