音楽と私
まだまだだな。
響に比べれば月とすっぽんだな。
だが、此奴らの音楽も美しいな。
純粋な綺麗な音だ。
確かに皆が喜んでる。
流石、響の友達ってだけはあるな。

「これで、いいですか?」

「まだだ。君らの演奏はこんなもんなのか?手抜くなよ。」

「……あーもう、分かりましたよ。」

おっ!さっきより隼人の音が強く、思いが伝わってくるな。
そうだ、その音だ。
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