音楽と私
「隼人、私なんか思い出した気がするよ。」

「それは、僕も思いました。あの人の名前を僕は知っています。」

音が一つになってる。

「私も知っている。けど、何故今の今までわすれていたの?」

「あんなに、一緒に居て、覚えやすい名前だったのに。なんで、わすれていたのでしょうか。」

此奴ら思い出したんだな。オレの事を。オレの名は………

「あの人の名は……」

「あの人の名前は………」
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