音楽と私
「………本当は全て自分のせいだって分かっています。」
「エッ?」
「どういうこと?」
「………」
やっぱり隼人と心愛は驚いていますね。キョウは……気付いているようです。
「本当は、全て私のせい。キョウのケガも隼人と心愛の記憶が書き換えられたことも。元を辿ればは私の……せい。」
「響のせい?」
「はい。あの時、10年前の6歳の時に私は隼人と心愛とキョウと出会いました。私は、あの時の時間が好きで、夢中でピアノを演奏していました。感情を込めて、”皆”が喜ぶように。」
「”皆”……って誰ですか?」
「”皆”は、妖精のことです。私の目には音の流れや妖精……などが見えます。」
「妖精?」
「はい。音楽が嫌いだった私でも、楽器を演奏する事を好きでいれたのは、皆のおかげだったんです。」
そう。だから、私は今こうして居られるんです。”皆”がいたから。そして、隼人と心愛とキョウが居たからなんですよ。
「そうだったんだ。」
「はい。」
「エッ?」
「どういうこと?」
「………」
やっぱり隼人と心愛は驚いていますね。キョウは……気付いているようです。
「本当は、全て私のせい。キョウのケガも隼人と心愛の記憶が書き換えられたことも。元を辿ればは私の……せい。」
「響のせい?」
「はい。あの時、10年前の6歳の時に私は隼人と心愛とキョウと出会いました。私は、あの時の時間が好きで、夢中でピアノを演奏していました。感情を込めて、”皆”が喜ぶように。」
「”皆”……って誰ですか?」
「”皆”は、妖精のことです。私の目には音の流れや妖精……などが見えます。」
「妖精?」
「はい。音楽が嫌いだった私でも、楽器を演奏する事を好きでいれたのは、皆のおかげだったんです。」
そう。だから、私は今こうして居られるんです。”皆”がいたから。そして、隼人と心愛とキョウが居たからなんですよ。
「そうだったんだ。」
「はい。」