【完】さつきあめ〜2nd〜
「いいじゃねぇか。俺はお前が好きでたまらねぇんだよ。
どれだけ俺が我慢し続けたか」
そのまま朝日に抱えられて、寝室のベッドにゆっくりとおろされる。
光を遮断するカーテンのせいか寝室は薄暗かったけど、隙間から入ってくる光りで朝日の表情が見え隠れする。
ベッドにおろしたと思ったらゆっくりとキスをしてきて、あっという間に服を脱がせた。
朝日の舌が、わたしの首筋をなぞる。
「あっ………」
声を出すと、意地悪そうに微笑んだ。
その舌が悪戯にわたしの体に下へ下へと攻めたてる。
朝日のひとつひとつの動作に感じてしまうから、体は正直なんだと思う。
「ん……朝日……」
「本当に可愛いな、お前は」
少しだけ荒い呼吸の中で、朝日は囁くようにそう言ってわたしの顔を見つめた。
それは愛しい物を見つめるような優しい眼差しで
その表情を感じ取れるだけで、朝日への愛しさは止まらなくなる。
わたしに欲望がないなんて、やっぱり勘違いだよ。だってこんなにも欲しいものがこの手の中にはあるのだから。
朝日の首に両手を回して、自分から軽くキスをする。
「朝日…好き…好き…」
愛しさに限界なんてあるのだろうか。
朝日の腕は強くわたしの体を手繰り寄せ、一気に動きが速くなる。
鼓動が聴こえるくらい近い距離で、溢れるほど幸せな気持ちでいっぱいになって
朝日の熱い体温を感じながら、これほどの幸せがこの世界に存在していたのかと胸いっぱいにこみあげてくる。
どれだけ俺が我慢し続けたか」
そのまま朝日に抱えられて、寝室のベッドにゆっくりとおろされる。
光を遮断するカーテンのせいか寝室は薄暗かったけど、隙間から入ってくる光りで朝日の表情が見え隠れする。
ベッドにおろしたと思ったらゆっくりとキスをしてきて、あっという間に服を脱がせた。
朝日の舌が、わたしの首筋をなぞる。
「あっ………」
声を出すと、意地悪そうに微笑んだ。
その舌が悪戯にわたしの体に下へ下へと攻めたてる。
朝日のひとつひとつの動作に感じてしまうから、体は正直なんだと思う。
「ん……朝日……」
「本当に可愛いな、お前は」
少しだけ荒い呼吸の中で、朝日は囁くようにそう言ってわたしの顔を見つめた。
それは愛しい物を見つめるような優しい眼差しで
その表情を感じ取れるだけで、朝日への愛しさは止まらなくなる。
わたしに欲望がないなんて、やっぱり勘違いだよ。だってこんなにも欲しいものがこの手の中にはあるのだから。
朝日の首に両手を回して、自分から軽くキスをする。
「朝日…好き…好き…」
愛しさに限界なんてあるのだろうか。
朝日の腕は強くわたしの体を手繰り寄せ、一気に動きが速くなる。
鼓動が聴こえるくらい近い距離で、溢れるほど幸せな気持ちでいっぱいになって
朝日の熱い体温を感じながら、これほどの幸せがこの世界に存在していたのかと胸いっぱいにこみあげてくる。