【完】さつきあめ〜2nd〜
「いいの、そんな事は…それより美月ちゃん体はだいじょうぶ?
赤ちゃん、だいじょうぶなんでしょ?」
美月に尋ねると、美月は少しだけ視線を落としてこくんと頷いた。
その様子を見て、心底安心した。
「良かったぁ~……美月ちゃんとお腹の子が無事で何よりだよ……」
その言葉を聞いた時、美月は目を丸くしてこちらを見つめたかと思えば、すぐに下を向いた。
そのまま何も喋らなくなってしまい、布団を顔に覆う。
るながこちらに椅子を差し出して、起こった出来事を説明してくれた。
「…さくらさんがこんな時期だからって言わなかったんですけど…
美月のお客さんの佐竹さん…美月が双葉を辞めた後もストーカーちっくになってたんすよね……」
「佐竹さん…美月ちゃんの事が本当に好きだったんだね…。
でもだからってこんな事許せないけど…」
「そうなんですよ。
確かに佐竹さんはあたしらの所にも来てて…美月の事ずっと探してて
いい人だったんすけど…やばい感じになってきてて…
ずっと心配してたんすけど…」
「うん…何にしても美月ちゃんと赤ちゃんが無事で本当に良かったよ。
朝日には連絡した?」
「あ!それはあたしからしたんで!!
宮沢さんも忙しいみたいなんすけど用事済ませたら病院来るって言ってくれて」
「そう…それなら良かった…」
「さくらさんも本当にすいません…。ずっとしんどい思いしてて、せっかくの休みだったのに…」
「そんなん気にしなくていいよ!
それより愛ちゃんやるなちゃんは美月ちゃんが落ち着くまで暫くONEは休んだ方がいい…」
「でもさくらさんそれは!!」
赤ちゃん、だいじょうぶなんでしょ?」
美月に尋ねると、美月は少しだけ視線を落としてこくんと頷いた。
その様子を見て、心底安心した。
「良かったぁ~……美月ちゃんとお腹の子が無事で何よりだよ……」
その言葉を聞いた時、美月は目を丸くしてこちらを見つめたかと思えば、すぐに下を向いた。
そのまま何も喋らなくなってしまい、布団を顔に覆う。
るながこちらに椅子を差し出して、起こった出来事を説明してくれた。
「…さくらさんがこんな時期だからって言わなかったんですけど…
美月のお客さんの佐竹さん…美月が双葉を辞めた後もストーカーちっくになってたんすよね……」
「佐竹さん…美月ちゃんの事が本当に好きだったんだね…。
でもだからってこんな事許せないけど…」
「そうなんですよ。
確かに佐竹さんはあたしらの所にも来てて…美月の事ずっと探してて
いい人だったんすけど…やばい感じになってきてて…
ずっと心配してたんすけど…」
「うん…何にしても美月ちゃんと赤ちゃんが無事で本当に良かったよ。
朝日には連絡した?」
「あ!それはあたしからしたんで!!
宮沢さんも忙しいみたいなんすけど用事済ませたら病院来るって言ってくれて」
「そう…それなら良かった…」
「さくらさんも本当にすいません…。ずっとしんどい思いしてて、せっかくの休みだったのに…」
「そんなん気にしなくていいよ!
それより愛ちゃんやるなちゃんは美月ちゃんが落ち着くまで暫くONEは休んだ方がいい…」
「でもさくらさんそれは!!」