いぢわるな彼
結局当日…
新しい服も買ったしオシャレもばっちり☆
でも…
どうしよぉ…
ソラは彼女がいるし変なことはしてこないよね……
大丈夫大丈夫!!
まるで決心したのを見透かしているかのように電話が光った。
…ソラだ。
『もしもし。
今日どうする?』
「あたしは
……どっちでもいいよ」
ソラが『やっぱり止めよう』と言うのを待っていた…
でも
ソラは違った…
『てかさ…
俺もうお前の家の前に迎えにきてるんだけど…』
へぇ…って
えぇぇえええ!?!?!?
急いで窓から外を見るとソラが手をふっていた。
『なーんだ。
どっちでもいいって言うから仕度できてないかと思った』
ソラは自転車にまたがっていてニカっと歯を見せた。
私は
行く仕度はできていたのでカバンをもって急いでサンダルをはいて玄関のドアを開けた。