君と近づく春


塾の宿題に追われる茉莉、超がつくほど真面目でテスト前はたまにしか会話に参加して来ない山ノ井くんが両サイドにいるため、結局私と仙崎くんが2人で話すようになる。


「山ノ井、本当真面目すぎ!」


「そうだね、仙崎くんも見習ったら?」


「俺はいいの」


こんな感じでいつも遊んでいるようだが、勉強はできるらしく男子にしては成績がいい。


ちなみに、これも最近知ったことの一つ。


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