私たちの六年目
そう言った秀哉の身体が一瞬で火照ったのを、これだけ間近にいるからこそしっかりと感じた。
トクントクンと鳴る鼓動の速さが、おそらく平常時よりずっと速いことも。
まだ正式な恋人じゃない私と秀哉。
同じベッドで寝るなんて、決して許されることじゃない。
でも、それでも……。
5年以上の思いがやっと通じて……。
秀哉からの確かな気持ちを感じているから。
許して欲しい。
今夜、ただこうしてそばにいることを……。
「うん……。
隣にいよう……。
朝までずっと……」
トクントクンと鳴る鼓動の速さが、おそらく平常時よりずっと速いことも。
まだ正式な恋人じゃない私と秀哉。
同じベッドで寝るなんて、決して許されることじゃない。
でも、それでも……。
5年以上の思いがやっと通じて……。
秀哉からの確かな気持ちを感じているから。
許して欲しい。
今夜、ただこうしてそばにいることを……。
「うん……。
隣にいよう……。
朝までずっと……」