何十何百何千回キミを愛し、守るから。
その日は、いつも通りの朝だった。
―――――――――――――――――――――――――――――――
「おはよ~。」
「あ、おはよ。」
俺が挨拶するのは、愛しい彼女。
鈴村 寧々
「轍~、今日の宿題やってきた?」
「やってきたよ。」
「え~、やばい。私やってない!」
「しょーがねーな。見せてやるよ。」
「ホント!?ありがとうっ!」
明るい笑顔に、俺は今日も微笑む。
「あ、そう言えば寧々・・・、」
ガンッ ガラララッ
「・・・・・・え?」
< 1 / 5 >