恋なんて。


「佐野は最初からやりたがってただろ。あとから変われなんてちょっと変じゃない?」


穏和だけど、芯の通った声が空気をさいた。


篠崎くんが発した言葉だった。


と、気づくまでにみんな5秒くらい時間がかかったかもしれない。


(え、いやそんなこだわりあるわけじゃないんだけど)

と思いながらも少し、心が軽くなった自分がいた。
< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop