片想いの相手は先生
すると先生が私と女子友達の間(長机にパイ

プ椅子で机も椅子も離れていた)に座って

くれて、私の視界には先生と左右にいる仲の

いい友達しか写らなくなった。小声で

「ありがとう…先生」

というと微笑んでくれた。それからはうまく

先生がまとめてくれたものを私が清書するの

繰り返しで早く終わることができた。レクリ

エーションも上手く決まり残るはリハ

ーサル。一週間後本番になった。
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