片想いの相手は先生
学校が見えて来て私も大分、痛みがマシに

なってきた。降りようとしたら

「今多分読書中だから。あ、本読まなくても
良いから。字とか見たら余計に頭痛くなる
らしいし。ゆっくり歩いて戻りや」

と言ってくれた。先生の言った通り教室は

シンとしていてみんな本を読んでいた。

教室の扉の前で担任の先生が立っていて

くれて大丈夫?と声をかけてくれた。廊下で

少し喋っていると先生も車を止めたのかやっ

てきて3人で少し話をした。
< 72 / 163 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop