【完】好きよりもキスよりも…
新條に手を引かれるままに、ホテルの中に入ると、本館と新館に分かれているらしく、オレ達は従業員のお姉さんに導かれるまま、廊下を歩き出した。
その間にも、忙しなく色んな顔を見せてる新條に、やっぱり淋しくなる。
だから、きゅうっと手を握ってみたんだけど…。
「もう…っ!部屋に行ってから…だかんね?」
まさかそんな返事が返ってくるとは思わなくて。
柄にもなく驚いてるオレを、真っ赤になった新條が更に引き摺る形で廊下を進んだ。
部屋割りは、当たり前のようにオレと新條。
田浦と中谷ちゃんも、基本の組み合わせで。
これまた一緒に来た高野と藤原ちゃん。
もう一人おまけでついてきた…といったら悪いけど、桂木は彼女なしだから、一人。
と、まぁ、こんな感じで。
その間にも、忙しなく色んな顔を見せてる新條に、やっぱり淋しくなる。
だから、きゅうっと手を握ってみたんだけど…。
「もう…っ!部屋に行ってから…だかんね?」
まさかそんな返事が返ってくるとは思わなくて。
柄にもなく驚いてるオレを、真っ赤になった新條が更に引き摺る形で廊下を進んだ。
部屋割りは、当たり前のようにオレと新條。
田浦と中谷ちゃんも、基本の組み合わせで。
これまた一緒に来た高野と藤原ちゃん。
もう一人おまけでついてきた…といったら悪いけど、桂木は彼女なしだから、一人。
と、まぁ、こんな感じで。