【完】好きよりもキスよりも…
「あーやーちゃん!すっごい!テニスコートがあるー!やろやろ!」
新館の3階に通されたオレ達は、そのまま部屋に入ってホテル内のことについて、一通りの説明を受けた。
それを終えて従業員が出て行くと同時に上がった新條の嬉しそうな声。
朱莉サン、さっき、あんなこと言ったコと同じとは思えないほど、爽やかデス。
でも、朝から大事な二人きりの時間を団体行動で奪われてるオレ的には。
やっと取り戻すことの出来る、素敵な時間。
…だから、けして無駄にはしませんよ?
「しーんじょ。…こっち、おいで?」
荷物を備え付けのクロゼットに入れてから。
オレは煙草を吸って、休憩するわけでもなく。
わざと新條からちょっとだけ遠い二人掛けのソファーに座って、おいでおいでと手招きをした。
「……な、なによ…?あやちゃん……?」
窓を大きく開けてベランダに出ていた新條は、オレの方に振り返ったまま、赤い顔をしてる。
なんか、オレ…気付いちゃったんだけど?
新條が、朝から凄いはしゃいでいた理由。
…もしかして…何気に色々考えちゃってたの、かな?
新館の3階に通されたオレ達は、そのまま部屋に入ってホテル内のことについて、一通りの説明を受けた。
それを終えて従業員が出て行くと同時に上がった新條の嬉しそうな声。
朱莉サン、さっき、あんなこと言ったコと同じとは思えないほど、爽やかデス。
でも、朝から大事な二人きりの時間を団体行動で奪われてるオレ的には。
やっと取り戻すことの出来る、素敵な時間。
…だから、けして無駄にはしませんよ?
「しーんじょ。…こっち、おいで?」
荷物を備え付けのクロゼットに入れてから。
オレは煙草を吸って、休憩するわけでもなく。
わざと新條からちょっとだけ遠い二人掛けのソファーに座って、おいでおいでと手招きをした。
「……な、なによ…?あやちゃん……?」
窓を大きく開けてベランダに出ていた新條は、オレの方に振り返ったまま、赤い顔をしてる。
なんか、オレ…気付いちゃったんだけど?
新條が、朝から凄いはしゃいでいた理由。
…もしかして…何気に色々考えちゃってたの、かな?