彼女は空を見上げていた。
おもむろに起き上がってベットからおりる。



そしてなにも考えずに、部屋を出て。



まっすぐに玄関に向かう。



少しくたびれた靴のかかとを踏み、鍵を開け、家を出る。



流石の母さんも気づくだろうな。


でも、今日くらいは、許してくれるか。
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