目が覚めると君がいた【短】



そして
俺は病院に足を運んだ



内心すごく怖かった


俺が生きて
あの子が死んでしまうような
重体だったら?



そう考えてばかりだった
あの子の親も
俺なんか見たくないかもしれない…


そうも思った


俺が避けないでいれば…



でも
何と言われようと
謝らないといけない…

そう思った…


503号室の前まで来た
深呼吸をし

俺はドアをノックした



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