届かない詩

溶接。

ぐずぐずに
崩れてた破片が
ドロドロした液体で
固まっていった。
ナニもなかったことになんて
できやしないんだけど
彼は気が付いてなくて
君は遠くにいて無干渉


繋がった手が
振りほどかれて
急に寂しくなった。

同時に
要らなくなった。


エゴだけど
あたしを裏切る人は
要らない。
一度切れたら
紡ぎ方がわからない。
疑って疑って
疲れるだけ。


元にはもどんなぃ。
戻れない。

狭いココロ
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