ウィスタリア学園
最初のHRの時だけはSクラスに居た。そして、めっちゃ質問攻めにあった。1番多かった質問は「好きな人いるの?」だった。私は、「いませんよ。」っと少し照れながら言った。


すると、クラスの男子はガッツポーズを女子は目を輝かせて「良かったぁ」って言っている。私には良く分からないけど楽しそうなクラスで良かったと思う。


既に、普通科Sクラスのトップの噂が出ているとか。「凄く美人」「可愛い」「天使」…………などと噂が出でる。この噂があることを舞姫は知らない。


(作者曰く、舞姫は相当な美人。笑顔で人を殺せるくらいに?凄く美人。舞姫は、天然ではないと思う作者。)



私は、楠先生に呼ばれて『ロイヤル・ガーデン』に向かった。

『ロイヤル・ガーデン』とは、S5がお茶会や会議を行う場所でS5以外の生徒は簡単には入ることが出来ない。学園の本館よりも豪華で、薔薇など様々な花が咲き乱れている。噴水もあり、それはもうとても豪華である。


私は、『ロイヤル・ガーデン』の前に立ち見上げると「デカい……」の一言だけ発した。
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