ウィスタリア学園

私は『ロイヤル・ガーデン』に入る。中もとても美しい。これを学生に与えてもいいのかと思うほど。


私は、他のS5の子らがいる場所へと向かった。楠先生とは、私が入る時に別れた。先生達でさえ簡単には入る事が出来ないらしい。


1人の男の子が声を掛けてきた。

「あっ！最後の1人の子だな。入ってくれよな」


私は「はぁ。」と言いながら私に声を掛けてくれた男の子に着いていく。そこに居たのは、男子3人女子1人がいた。あと、先生らしき人が1人。


「おっ！藤咲来たな。俺は西園寺空輝(さいおんじくうが)一応、S5の担当の教師だ。よろしく頼む。」

「は、はぁ。よろしくお願いします」と言い握手をする。

「俺は、職員会があるから、お前ら自己紹介でもしとけよ。」っと西園寺先生は言い去っていった。


「じゃあ、自己紹介でもするか。」と言い出したのは私に声を掛けてきた男の子だった。彼の容姿は、蒼色のショート、ブルーの瞳で身長180cm前後くらいだ。制服を少し乱している。


「俺の名は、西園寺海斗(さいおんじかいと)。中距離学科だ。俺の事は海斗って呼んでくれよな。で、彼処で本を読んでいるのが御狐神飛鳥(みけつかみあすか)で飛鳥ちゃんだ。あっちの金髪と銀髪の2人がシオン・S・オズウェル、キラ・S・オズウェルで、シオンとキラだ。2人は双子なんだって。」


と、ここにいるS5のメンバーの名前を教えてくれた。そして、本を読んでいた彼がこっちに近づいて来た。


「初めまして、僕の名前は御狐神飛鳥と言います。近距離学科です。僕の事は飛鳥と呼んでください。」


飛鳥の容姿は黒のショートに鶯色のラインがある髪。瞳は少し緑がかった黒色だ。身長は海斗と同じくらいだ。制服をちゃんと着用している。


「はい。飛鳥ですね。よろしくお願いします」
と言いﾆｺｯと微笑むと後ろから誰かに抱き着かれた。


「可愛い子はっけ〜ん！僕の名前はキラ・S・オズウェルだよ。特別学科だよ。キラって呼んでね〜えっと・・・・」

「お兄様、そうやってひっつかないのですわ。彼女が固まっています。」

そう言って、キラって事を私から離した。

「私の名前はシオン・S・オズウェルと言いますわ。遠距離学科ですわ。シオンと呼んでくださいな。」


キラって子は、銀髪のショートヘアで右目が銀、左目が金のオッドアイだ。シオンは、金髪の少し巻かれたロングヘアで右目が金、左目が銀のオッドアイ。2人とも身長が170cm前後くらいだ。2人とも制服をアレンジをして着ている。


「はい。私の名前は、藤咲舞姫と言います。普通科です。これから、よろしくお願いしますね。」